避けて通れない道

誰もが通る介護について

09 11月

他人事では済まされない

Posted in 介護, 高齢化社会 on 09.11.15

日本は高齢化社会といわれています。出生率に比べると、高齢者の方が多いという逆三角形になってきています。
そのため、街中では気づけばたくさんの介護施設が増えているのです。家族や自身が介護を実感しないと気づかないことが多いですが、一度気にして見てみるとあらゆる場所で介護施設を目にするのではないでしょうか。それほど身近に介護を必要としている人が増えているということを理解しなくては、これからの社会問題に向き合うことも対応することも出来なくなります。
まず自分の周りの人が介護が必要になったと考えてみましょう。少しの介護があれば自宅で生活が出来る程度の場合や、寝たきりに近い状態になっての介護が必要な場合など様々です。
近年では高齢者と一緒に暮らす人が減り、高齢者の一人暮らしも増えています。そのため孤独死というニュースも多く見聞きするようになってきました。そのため医療機器メーカーは高齢者世帯向けにいろいろな製品を販売しています。例えば湯沸かしポットを利用すると、離れて暮らす家族にメールの連絡が入る機能がついたものが発売されたのは驚きでした。もしかするとこれが一番身近で便利な家庭用品かもしれません。
他にも地域のスーパーや郵便局などが高齢者世帯を訪問したり、声掛けをすることで対応しているところもあるようですよ。
今後も高齢化社会は続くでしょうし、いつかは自分も高齢者になるので他人事ではありません。若いうちから介護のシステムについて知っておく必要がありますし、介護の現場で働く人の仕事を知っておくことも大切です。そして急な怪我や病気で介護が必要な状況になったときに役に立つと思います。
高齢者の事件や事故を他人事と考えずに、身近な問題として考えることがこれからの高齢化社会に必要なのではないでしょうか。
まずは身近に感じ、よく知るためにも介護業界で働いてみてはどうでしょうか?介護業界の今後の予想は【介護が今後の日本を救う】にも記されていますよ。

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